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あごです。
私は強迫性障害の頃、この障害を知っている人がまわりにいなくて驚きました。
検索すればどんな障害かすぐにでてくるのに、一般的にはまるで知られていません。
今回は、そんな世の中に対する生きづらさについて書いていきます。
強迫性障害を抱えていて、日々生きづらさを感じているあなたに、是非読んでいただきたいです。
共感していただけるかと思います。
Contents
強迫性障害というものを知ってほしい、わかってほしい
強迫性障害がまわりに認知されていないと不便なことばかりです。
実際に私が感じた出来事を書いていきます。
症状に苦しんでいる姿はまわりからは【ただの気にしすぎ】
だけど本人はどうすることもできない
私は強迫性障害の確認行為がとてもひどかったので、家でも外出先(パート先など)でも我慢ができないと確認行為をしてしまっていました。
まわりの目もあるので、最初は…

踏ん張って我慢しようかな。
と思うのですが、やっぱり我慢できなくなる時がきます。そうなると…

もう無理だ、確認しないとおかしくなりそう!
こんな気持ちに襲われ、つい確認行為をしてしまいます。
世の中には、強迫性障害をもっていなくても強迫性障害を理解してくれる方がいます。
そういう方の存在は、とてもありがたいことです。
ですが、まだまだ強迫性障害の存在は知られていないのが現状です。
認知されていない分、自分の症状を説明しても

ただの気にしすぎでは?

普通はそんなに気にならないよ?
このように思われてしまうことが多いかと思います。
本人も自分が気にし過ぎなことはわかっています。
でも、どうしても自分を抑えることができません。それが強迫性障害なのです。
症状が辛くてもまわりになかなか理解してもらえない
強迫性障害は、なかなかまわりに理解されません。
症状も人によって異なるので、余計に理解しにくい障害なのかもしれません。
それでも私は理解してほしい時が多々ありました。
- 「確認しすぎ」なのもわかってる
- 「同じこと繰り返してるだけ」なのもわかってる
- 「時間かけすぎ」なのもわかってる
強迫性障害じゃない方から見れば、強迫性障害の症状は理解しがたいので

こんな症状を理解するのは無理だよ
と思われるかもしれません。
実際に旦那も…

俺は強迫性障害になってないから完全に理解するのは無理だよ
と、言っていました。
ですが、知っていてほしいのです。
毎日終わりの見えない日々と向き合い、不安や恐怖を乗り越えようと踏ん張っている方がたくさんいるということを。
Twitterなどを見ると、強迫性障害で苦しんでる方がたくさん見えるので、世間に認知されていないのが不思議に思います。
私は、自分が強迫性障害を経験してきて、どんなに辛く苦しい障害か知っています。
なので、いまより少しでも強迫性障害が理解される日が来るように行動していきたいです。
出かけるのも、家にいるのも、どんな時もずっと苦痛
強迫性障害になれば、起きているあいだは強迫観念と向き合わないといけません。急に頭の中に入り込み、不安にさせてくる強迫観念はやっかいなものです。
家にいても気になる場所を確認しないと気がすまなくなったり、外出前なんて戦いです。
火の元・鍵・電気などあらゆることが気になりなかなか外に出れません。
この確認行為をするためにわざわざ早く起きたり、時間を確保する人も多いのではないでしょうか。
この確認を毎日行っていくうちに、外に出るのが嫌になり何も行動できなくなってしまう人がいるぐらいなのです。
朝起きた時は、

今日も強迫性障害と一日向き合っていかないといけない
寝る前だって…

明日も強迫性障害で辛い日々を送ることになるだろう、不安で仕方ない1日を過ごすのだろう
こんな考えに支配されてしまうのです。
「強迫観念を追い払う事ができる毎日はどんなに幸せなんだろう」
「強迫行為を実行せずにすめば、毎日自由な時間をどれほど確保することができるのだろう」
皆さんは今日も一歩ずつ進んでいます。
強迫性障害を抱えている方たちは、今日も必死に改善・克服に向けて奮闘しているのです。
終わりに
他にも世間に理解してほしいことは思い浮かぶかと思います。
もしありましたらコメント欄や、Twitterで教えていただけると嬉しいです。
また私も随時更新していきます。
どんな病気でも障害でも自分で経験してみないと気持ちがわからないという方がほとんどだと思います。
ですが、世の中の皆さんが強迫性障害の症状を知ることで、

今までは気にしすぎなだけだろって思ってたけど、
こんなに辛いんだ。

自分を抑えたくても抑えることができないんだなー。
確認しないと落ち着けないんだ。
こんなふうに強迫性障害を持っている方への見方を変えてほしいと思います。
そのためにも私は、これからも強迫性障害がどんな障害であるかを世の中の人に伝えていきます。
偽の自分を演じることなく、そのままのあなたを受け入れてくれる世の中になるように。
読んで下さりありがとうございました。
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